私の歴女ブーム |
最近読んだ本がコレ。 「ヨーロッパ宮廷の愛人たち」 なんか生々しいタイトルですが・・・。 中身は史実をしっかりと研究して踏まえた図説付きの歴史本。けっこうマジメな本なんです ドラマ「JIN」の中で花魁が出てくるので、じゃあ外国では昔、妾はどうだったのかな・・・・と思い 読み始めた。 私は歴史に強くないので、読んでいるうち国王の愛人が誰か、頭が混乱してきたけど。。。 昔の宮廷では、国王と王妃の結婚は他国との思惑がからんだ外交問題だったので 外国の王女を妻に迎えるのがしきたり。 結婚は義務だったようですね。。。 王妃の使命は跡継ぎを産むこと。これに尽きるそうです。 10人産むなんて当たり前で、産んでも無事に子どもが育つのはせいぜい2.3人のようです。 なのでとにかく次々妊娠して、次々産まないといけない。 12歳ころになると適齢期と見なされて外国の王女は結婚したので、 若いころから妊娠&出産で体に負担がかかり、早死に。 出産のときだって今とは違って感染症や出血多量で死ぬケースも多かったし。 3ヶ月過ぎると子どもを乳母に預けて、も~おガンガン子作りに励む励む!!! 次の妊娠に備えるためです。 華やかに見えて王妃ってもはや子どもを産む道具か??? 当然、無理やり結婚したのだから性格が合うのも難しく、言葉も違うし・・・ だから国王の恋愛には寛大だったようです。 フランス宮廷では「公認の愛人」という役職があるそうです。王妃の隣ぐらいに位置するらしい・・・ 愛人には条件があります。 ↓ ↓ ↓ ①愛人は必ず夫持ちであること 王妃の座を狙うのを避けるためです。 もし独身の女性だと夫をあてがって結婚させた上で愛人にしたようです もちろんその夫のほうにも十分な役職や報酬を与えて双方納得済み 国王の子どもができると国王の庶子として認知してもらえる。 ・・・・・・・・・・・・・なんかムチャクチャですなぁ ・・・素朴なギモンですが、国王の子か夫の子か分からないのはどうすんだろ??? 私なら国王の子どもって申告しとくなぁ・・・・・後々、援助してもらえそう。。。 ②愛人は年俸制度 愛人になると十分な年俸がもらえ、住居や色んな手当てももらえたらしい。 ここまでいくと立派な職業。なんせ売春は世界最古の職業。。。 色気にまかせて提示された金額よりもおねだりする人もあったようです。 これ、交渉で年俸アップできるのね~~~ 私が愛人でも交渉するわぁ。 ③愛人の仕事内容は国王をいやすこと ベットの相手から、文化人の保護・育成から、政治のアドバイス、国王の娯楽の相手まで 多岐にわたる。 自分の権力のあるうちは政治なんて将棋のコマ遊びですよ。。。 外交や大臣の任命も口出ししたようです。 もちろん寵愛されているうちは栄華を極めるけど、国王が死んだり愛情が他の愛人に移ったらヒサン 民衆にボコボコにされたりもあったらしいし アメリカでは「ダメ男の妻でいるよりはできる男の愛人になったほうがいい」と 何かの本に書いてました・・・・・・・・ う~~~ん・・・・・究極の選択ならどうしますか??? |
by no-himi-na
| 2011-06-14 16:06
| その他
|
<< 旅行準備編① | ゴールドカード万歳!!! >> |